一「剣八何食ってんだ?」
剣「苺。やちるが現世に行った八番隊の副官から貰ったらしい。テメェも喰うか?」
一「………いや、(共食いとか言われそうだから)いい。ってか剣八果物とか食うのな。甘いモンとか嫌いだと思った。」
剣「食いモンに好きも嫌いもねぇよ。食えりゃ何でも食う。」
一「ふーん…。あ、剣八食い方間違ってんぞ?」
剣「あ?」
一「苺はこっちの尻の方が甘くて美味いから、そっちから食うとヘタの酸っぱいトコが残るだろ? だからこうやって、ヘタ取ってこっちの頭の方から食うんだよ。ん。」
剣「…面倒臭ェ」
一「面倒ってお前なぁ…、人が折角教えてやってんのに…。」
剣「食い方に拘わんなくても腹に入りゃ何でも同じだろォが。」
一「そりゃ…そうだけど…。」
剣「それに…」
一「?――っんぐっ??!」
剣「イチゴはどっから喰っても美味いことには変わりねぇだろ」
一「!!! ばっ!ななななに言って…ってコラ脱がすな!!」
剣「あぁ、頭から先に喰うんだったっけか?」
一「っ違、んンっ――っは…ぅ」
剣「――っくく… 今日は頭っから足先まで残らず味わってやるよ」
一「っいや、ちょ…マジ…? 待っ――」
剣「あぁ、悪ィ忘れてたな。」
一「?何…」
剣「イタダキマス。」
一「戴くな―――!!!てかなんでこんなことになるんだ―――?!!!!」
-了-
ヤベ…イチゴは尻の方が甘くて美味いんだってよ!!!(自分で書いておきながら…) でもこの食べ方は本当らしいですよ。都会では主流…なのかな?田舎生まれの田舎育ちの私は最近知りましたが。 そういえば苺は果物じゃなくて野菜でしたね。西瓜やメロンと同じく。